気分がのらない時

人間誰しも、気分がのらずに勉強が進まない時があるものです。そんな場合は無理やり頑張ろうとしても効率が悪いだけ。


むしろ、気分転換したり、雰囲気を変えるようにした方が効果的です。


気分転換としては短時間の散歩や外出が有効です。また、雰囲気を変えるなら小さな音量でBGMを流すのもよいようです。


ただし、BGMの流し方には注意が必要です。自分が好きな曲でないと気分は好転しませんが、だからと言って聴き入ってしまうのはマズイです。音量には注意しましょう。(短時間聴いて、サッと勉強に戻るなら別です。)


また、どうしようもなく眠い時もあります。そんな場合は15分程度仮眠するのがよいです。


ただし、仮眠は眠気を弱めるためのものでぐっすり寝てしまっては本末転倒です。感覚としては、電車のなかの居眠りを行うつもりが適当です。だから、私自身は椅子に座ったまま、15分の仮眠をします。慣れれば、これで十分に眠気がリセットされますよ。

理屈とともに記憶する

勉強した事は長期間憶えていないと意味がありません。短期記憶ではダメで、長期記憶に入れないとならないわけです。


長期記憶に入れる代表的な方法は、理屈の上で納得して憶えることです。


理屈の上で筋が通っていると、長期記憶に入りやすいし、思い出すときにも糸口の役目を果たします。


その対極にあるのが、やみくもに丸暗記しようとする事です。丸暗記は憶えようとはしていますが、思考は停止しています。だから、理屈も何もないんですね。


ただ単に知識を憶えようとしても、簡単にできるものではありません。理屈を理解しながら記憶するようにしましょう。

目標に近づいたら

受験勉強をしていて目標達成に近づいたら、目標自体を1ランク引き上げるのが“鉄則”です。


というのは、ゴールが近づくとホッとして力を抜してしまうことが多いからです。これは無意識に起こりますから、自分は大丈夫などと思わない方がよいのです。


ゴールが近づいたら、ゴールを遠ざける。


これが、本来のゴールを全力で駆け抜ける秘訣です。
受験勉強以外でも当てはまることですね。

記憶術は完璧に習得しなくても良い

受験勉強に記憶術を利用する場合、必ずしも完璧にマスターする必要はありません。目的は、受験勉強の効率をアップすることであって、記憶術の専門家に成る事ではないからです。


記憶術を完璧にマスターすれば、記憶する効率が3倍や5倍にはなります。


しかし、仮に十分に上達しなくて1.5倍程度にしかならなかったとしても、他の受験生と比べれば非常に優位に立てます。


まずは記憶術について調べ、自分で学んでみることが大事です。ちょっとやってみて面白いと感じればしめたもの。かなり上達する可能性があります。

高校入試直前対策

高校入試直前は、どう過ごすべきか?


既に合格レベルを確保している受験生なら、本番での取りこぼしが無いように、自分の不得意科目・不得意ジャンルの再確認をするべきでしょう。


しかし、いま一歩合格レベルに達していない受験生は、もう少し積極的に勉強する必要があります。


といっても、時間のかかる事をやっても意味がありません。短時間でできて、しかも得点アップに直結する勉強をやらなければなりません。


2~3日で20点とか30点アップできる事に集中するのが得策です。


しかし、言うのは簡単ですが、具体的な教材を探すのはたいへんです。普通の参考書などでは、どこが“2~3日で20点とか30点アップできるポイント”なのかがわかりません。


実は、この手の情報は“受験指導の現場”にあります。つまり、塾のことです。ただし、全国的に見ても限られた塾にしかありません。


例えば、河原塾はその1つです。いま、全国的に河原塾の教材を採用する塾が増えているんですね。


最近、その河原塾から直前対策用の教材(WEB授業)が出ました。


「不合格にならない数学の裏技」
「超加速・理科」
「中学英語速習教科書」


直前の一発逆転を狙う教材、という感じです。


しかし、率直な印象として、もっと早いタイミングでこれらの教材を利用できれば、随分楽になっただろうに、と思います。

問題を解く時間を多く確保する

受験勉強で時間がかかるのは、総合的な知識を必要とする問題演習の部分です。特に数学の解法や記述式問題の解答の書き方などは、どうしても経験を積まないとなりません。


そういった問題演習の時間をなるべく多く確保するには、単純な知識の記憶は記憶術を利用するなどして早期に一通り終わらせたいものです。


ある記憶術の達人が次のような内容の事を言っていました。


「自分が受験生なら、まず記憶術を短期間でマスターし、それを使って覚えるべき事をサッサと記憶し、大幅に浮かせた時間を利用して時間のかかる勉強をする。」


記憶術をマスターすれば、3倍や5倍の効率化は可能なので、そのような事ができるのです。

丸暗記はやめよう

暗記科目でよく見られる勉強法が丸暗記。例えば、歴史年表などもその例です。


しかし、記憶の性質から言って、丸暗記は知識が定着する効率が非常に悪いので止めた方がよいです。


機械的に覚えようとするよりも、まずはその知識に関連する理屈を理解するようにしましょう。理屈が分かれば記憶しやすくなります。これは、科学的にも認められていることです。


歴史の例では、単純に「鉄砲伝来は1543年」と機械的に覚えるよりも、その頃の日本の時代的な背景(戦国時代)やポルトガルからアジアがどう見られていたのかなどと関連付けて理解すると、ずっと記憶しやすくなるでしょう。

語呂合わせ

暗記と言えば必ず登場するのが「語呂合わせ」。特に、英単語や歴史年表で利用されることが多いですね。全面的に語呂合わせの英単語集や歴史年表、歴史マンガなどがあります。


語呂合わせは上手く使えば非常に強力な記憶ツールになります。例えば、円周率10万桁記憶の世界記録を作った原口證氏は語呂合わせを使っていました。その他にリズムも重視してましたが。⇒「原口式記憶術」


語呂合わせを使うときに知っておくと良いポイントがいくつかあります。


● 数字や記号の集団全体を記憶するのに最も有効

この典型的な例が、イオン化傾向(K,Ca,Na,・・・)や無理数の値(ルート2=1.4142・・・など)の暗記です。


● 何でも語呂合わせで覚えようとするのはやめた方がよい

傑作な語呂は直ぐに記憶できますが、無理のある苦しい語呂は記憶も苦しいです。語呂合わせの英単語集には、そのような苦しい語呂が多く見受けられます。

英単語と記憶術

暗記物の代表格と言えば、英単語と歴史年表でしょう。ここでは、高校受験に利用した場合の記憶術の威力を、英単語を例にとって見てみます。


まず、中学生が学ぶべき単語は2,000語程度でしょうか。どんなに多くても3,000語は要らないはずです。


記憶術日本一の藤本憲幸氏が教えている「藤本式記憶術」の場合、平均的に30分で1,000個の単語を記憶できるといいます。


まあ、大幅に割り引いて考えて、30分で200語としましょう。毎日30分ずつ英単語を記憶すれば、15日で3,000語を記憶できる計算になります。


もちろん、忘れた英単語の暗記し直しを行えばもう少し時間がかかるかもしれませんが、そもそも、これは大幅に割り引いた見積もりなのです。


要するに、高校受験で求められる暗記量を考えた時、記憶術のパワーは非常に大きいのです。

記憶の特徴

人間の記憶には面白い特徴がいろいろあります。


まず、頭にインプットした後、急速に忘れるという特徴があります。これは、エビングハウスの忘却曲線として有名なもので、インプットから1時間もすると半分くらい忘れてしまうのです。その一方で、2~3日しても覚えている事項はそれ以上あまり忘れません。


そして、忘れたことでも、もう一度覚えなおせば忘れ難くなります。このことから、インプット後20~30分後に復習すると、非常に効果的であることがわかります。


また、睡眠前に覚えたことは目覚めた後もよく記憶しているとされています。これは、新たな刺激が入ってこないために記憶が上書きされないからだそうです。


この事を応用するのであれば、どうしても記憶したいことは睡眠前に覚えるとよい、ということになります。


さらに、「面白い」とか「楽しい」とか「興味深い」など、感情の起伏を伴う事はよく記憶に残ります。勉強もなるべく工夫して、感情に訴えるようにできるとよいのですが。


いわゆる語呂合わせなどは、傑作だと面白いので一発で覚えてしまいますね。個人的には、「屁る(hell)と地獄のすし詰め電車」というのが印象に残っています。

高校受験と速読術

高校受験に限らず、大学受験や資格試験などでも速読術のメリットは確実にあります。


まず、勉強時間が短縮できます。参考書などを読み通す時間が大幅に短くなります。これは、復習の回数を多くできるという効果があります。


特に効果が高いのは、暗記作業直後にすぐ1回目の復習を行うことです。人間の記憶は、覚えた直後に急速に忘れ、その後はあまり変らないといいます。暗記後1時間で半分以上は忘れるというデータもあるので、できれば15分後とか20分後に復習したいところです。


速読法は読む速さを10倍くらいには速くすることができます。普通なら2時間半(150分)かかるボリュームを15分で読めれば、あまり忘れていないうちに最初の復習を行うことができるので、たいへん効率的に知識を定着させる事ができるのです。


また、高校入試本番でも、特に国語や英語の長文問題で威力を発揮します。短時間で長文を読めるため、解答時間の面で有利になります。速読術をマスターするだけで、偏差値が大幅にアップすることも珍しくないようです。


記憶術の種類

人間の記憶力は10代後半がピークと言われています。ですから、高校受験のときには、そろそろピークが近づいてきたかなという段階です。まあ、記憶力という点では比較的恵まれている年齢です。


ただし、この「ピーク」は特に何もしなかった場合の話であり、記憶術を習得することによって、記憶能力はまだまだ伸ばす事ができるのです。


記憶術の種類には右脳タイプと左脳タイプがあります。主としてどちらの脳の働きを利用するかによる違いです。ただ、世の中に出回っている記憶術の大半は右脳タイプであり、左脳タイプの記憶術は「試験に受かるユダヤ式記憶術」など、かなり少数です。


人間は子供のとき右脳が優位で、大人になると左脳が優位になると言われています。高校受験前の年齢は、まだだいぶ右脳が優位なため、一般的には右脳タイプの記憶術がよいのかもしれません。


ただし、右脳タイプの記憶術を十分にマスターできるかどうかは個人差も大きいのです。どうもしっくり来ない場合は、左脳タイプの記憶術に変えた方がよいかもしれません。左脳タイプの記憶術は、おそらくほとんどの人が習得可能であると思います。


いずれにしても、記憶術を一旦マスターしてしまえば、記憶能力は数倍にはアップします。特に暗記が苦手な受験生は、メリットが大きいでしょう。

高校受験と記憶術

記憶術は一旦マスターすると、受験勉強の強力な武器となります。難関大学や難関国家資格の試験にも威力を発揮します。


その記憶術を高校受験に利用したら、凄いことになりそうだと思いませんか?


高校受験も含めて、受験勉強とは知識量の勝負です。100%とは言わないまでも、大半の試験問題は知っているか知らないかで、答えられたり答えられなかったりします。


高校受験では、大学受験レベルと比べて必要な知識量はごく限られたものです。ですから、記憶術を習得している人であれば、短時間で記憶できてしまうのです。


例えば、単語を30分間で1,000語覚えられるという記憶術があります。トップクラスの高校でも、英単語を3,000語も知っていれば十分でしょうから、延べ1時間半でOKということになります。


仮にそんなに首尾よく行かなくて、1,000語覚えるのに2時間かかったとしても、全部で6時間あればよいのです。


歴史の年表なども記憶術をマスターしていると、あっという間に記憶できます。だいたい1日あればOKです。


高校受験に記憶術を利用するのは相当稀だと思いますが、なかなか覚えられなくて悪戦苦闘している人は一考の価値があります。