時間を設定した勉強を


勉強はメリハリが大切です。教科ごとの力配分だけでなく、集中するときとリラックスするときを意図的に作るなど、時間の使い方に関するメリハリも重要です。


過去問を解くときには時間を計りながら解答すると思います。一般的な問題集についても、かならず目標時間を設定して、その時間内に解答を仕上げるようにしましょう。試験時の時間管理の練習になります。


また、参考書などの教材で復習を行う場合にも、所要時間の目標を決めておきましょう。これくらい必要かなという時間より少し短めに設定するのがポイントです。そうすれば、集中して勉強するのに有効だからです。


このように、目標時間を決め、それをクリアするために集中して勉強するのは、心理的にもメリットがあります。何となく勉強がどんどん捗っているような感じがして、やる気が起きてくるのです。受験勉強では、あまり気が乗らない時もありますが、勉強が捗ったと感じれば、またやる気が出てきたりするものです。


ぜひ、時間を計りながらの勉強を習慣づけましょう。


「守り」の勉強を考えておこう


以前、「攻め」の勉強と「守り」の勉強があることを書きました。この時期、大事なことなのでもう一度説明します。


新しい知識を覚えたり、未知のジャンルの問題にチャレンジするのが「攻め」の勉強で、既知の知識や問題を復習して得点の取りこぼしを無くすのが「守り」の勉強です。


受験勉強では、「攻め」も「守り」の勉強もともに大事ですが、どちらをメインに行うべきかは、状況によってケースバイケースです。


試験日が近づいた段階で合格がある程度計算できているのであれば、「守り」の勉強を主軸に行うべきでしょう。その上で、余力があれば「攻め」の勉強を行えば良いでしょう。余力が無ければ、「守り」だけで受験した方が良いと思います。


逆に、今のままでは合格が難しい場合は、「攻め」の勉強で一発逆転を狙うしかありません。「攻め」主体で進めましょう。


いずれにしても、この時期は決断のしどころです。試験日までの残りの期間をどういう作戦で勉強していくのか?しっかりと考えましょう。


冬期講習は受けるべきか


高校入試直前の冬期講習は受けるべきか?


これは受験生の持っているスキルや性格、そして冬期講習の内容にもよるので一概には言えません。


受験生に関しては、勉強のやり方がわかっているかどうかが重要です。自分で勉強できないのであれば、適切な講習に参加した方がよいとも考えられます。もちろん、お金がかかるので予算との兼ね合いもあるでしょう。


また、ガチガチのカリキュラムをこなしていくのが性格的に苦手な人もいます。そういう人は講習会は向いていないかもしれません。少なくとも、正月を返上して行うようなものは駄目でしょう。自分で頑張るか、ゆるいカリキュラムの講習会を探すか、どちらにしても塾に依存しすぎないことです。


私個人の経験としては、自分の子供に受けさせた冬期講習が大失敗でした。合格の決め手になるような内容をバンバン教えるという宣伝文句とは裏腹に、何も目新しい事は教えてくれなかったそうです。それでいて、正月は缶詰状態です。


親の気持ちとして、塾に任せて安心したいというのはあるでしょうが、現実にはそう簡単にはいきません。基本は、あくまで本人が主体になって勉強することです。冬期講習に参加するにしても、自分の勉強と両立できるようなカリキュラムのところを選ぶべきでしょう。


試験まで3か月を切ったら


いま、10月の中旬。1月の下旬に試験があるとすると、もうすぐで3ヶ月前となります。試験まで3か月を切ると、試験対策の中には時間が足らなくて間に合わないものも出てきます。その意味で、いまはとても重要な時期なんですね。もう一度、試験対策の進捗をよくチェックして、時間がかかる対策はしっかりと進めなければなりません。


そのような対策の例としては、長文読解系のジャンルがあります。国語の長文読解や英語の長文読解です。また、英語のリスニングもまともに取り組むと時間がかかることがあります。


そして、数学の応用問題のうちハイレベルのものも対策には時間が必要でしょう。


逆に、漢字や英単語などの勉強は即効性が期待できます。とはいえ、新規に覚える量が多ければやはり時間がかかります。早めに完ぺきな状態にしておき、なるべく対策に時間のかかる事に多くの時間を使いたいところです。


単純に覚えればよいことは即効性があり、全体的な知識の深さや広さの進化にしたがってできるようになること(英語長文読解など)は時間がかかると考えてください。

受験勉強の戦略


受験勉強の戦略とはどういうものでしょうか?


戦略と戦術は異なります。もともとは、戦において大将の考える策を戦略、兵士の考える策を戦術と言ったようですが、現在では次のように考えた方がわかりやすいでしょう。


戦略:リソース(資源)の割り当て方の策
戦術:戦略を実行するための具体策


受験勉強を行う上で、当然ながらリソースが必要です。例えば、次のようなものが考えられます。


○ 時間(勉強時間)
○ 体力(何時間の勉強に耐えられるか)
○ 教材
○ 授業(学校や塾)
○ お金(勉強を実行するための費用)


まだあるでしょう。こういったリソースは全て有限のものです。使えるリミット内でどうやって最大の効果を発揮するのかを考えるのが戦略です。例えば、時間というリソースなら、どういう受験対策にどれくらいの時間を割り振るのか、を考えるわけです。


戦略とは何かを理解したうえで、高校受験の戦略を考えてみてください。


苦手分野をリストアップしてみよう


人は弱点を克服することで成長します。受験勉強で言えば、苦手な分野や苦手な問題形式を克服することで成績(偏差値)を上げることができます。従って、自分の苦手分野や苦手問題を正確に把握している事は凄く重要なのですが・・・


あまりちゃんと把握できていない受験生が大勢いるのです。


まずは、自分の苦手分野をリストアップしてみましょう。英語なら、熟語の知識が足らなすぎとか、リスニングが全く聞き取れない、など。数学なら、2次関数が駄目とか、図形の証明問題が苦手、など。問題形式についても、いろいろあるでしょう。記述式でうまく答えを書けない、など。


苦手分野をリストアップできたら、冷静に全体を見渡してみましょう。


苦手分野が多すぎる場合は、苦手・得意という前に、基礎力がまだ十分についていないということです。全体的に基礎力をつけるようにしなければなりません。


苦手分野がある程度絞られている場合は、その一つ一つに対してまとまった時間を確保して、集中的に克服してしまいましょう。少しずつ時間をかけるよりも、短期集中で克服した方が結局は楽です。


パターンに当てはまる問題


高校入試問題は限られた知識の範囲内で出題されるため、おのずとパターンができます。もちろん、パターンに当てはまらない問題も出題されますが、それは例外的であって、全体の中のごく一部です。


パターンに当てはまった問題は多くの受験生が勉強して準備しています。つまり、できて当然なのです。逆に言えば、そのような問題が解けないと苦境に立たされます。ケアレスミスによって間違えるのは一番ばからしいことです。


日常の勉強においては、問題のパターンを意識して問題を解くことが大事です。高校入試に出やすいパターンは、完全にマスターしておきましょう。高校のレベルによっては、それだけで合格できます。


また、難関校の場合は、パターンに当てはまる問題をほぼ満点で、さらにその他の問題をどこまで解けるかが勝負となります。


とにかく、入試で一番まずいのは、大半の受験生が解けるような問題(つまりパターンに当てはまった問題)を間違えること。それだけで、大きなビハインドとなります。問題のパターンがわかりやすい教材を利用することも重要です。


音声教材の利用と速聴の効果


いまどきの受験教材は色々な形態のものがあります。紙の参考書や問題集だけでなく、様々な教材を賢く利用していきたいものです。


例えば、音声の教材があります。音声講座と呼ばれているものなどが、その例です。音声教材は、他の作業をしながらの「ながら学習」や、聞き流すだけといった受動的な学習もできます。100%というわけにはいかないものの、ある程度の効果が期待できます。


そして、音声教材を高速に再生して速聴すると、さらに大きな効果が得られます。


まず、単純に考えても復習時間が短縮できます。1.5倍のスピードで速聴すれば、復習時間は2/3ですむし、2.0倍のスピードなら半分の時間です。これは試験直前の追い込み期に、非常に助かりますね。もちろん、同じ時間なら多くの復習をできるので、勉強した内容がしっかり身につくはずです。


2番目の効果としては、脳が活性化することです。速聴を行うことは脳に程よい負荷をかけることになります。脳はそれに順応するために、情報の処理速度を上げます。従って、速聴によって頭の回転が速くなるのです。


デメリットとしては、再生速度を変えるソフトなどを調達しなければならない事です。音声教材のなかには、はじめから速聴用の音声ファイルを用意してあるものや、高速再生のソフトを特典でつけているものもあるようです。


得意科目の勉強


5段階評価で「5」か「4の上」くらいの得意科目がある場合、その科目を“絶対的得意科目”にしてしまうのも手です。具体的には、中学校の範囲にこだわらず、高校レベルの勉強までしてしまうのです。


一般的に、「高校受験には、あからさまに高校で習う知識を必要とする問題は出ない」という建前ですが、実際には怪しいです。少なくとも、高校レベルの知識があれば視野が広がり、問題を解く際に有利であることは間違いありません。


したがって、得意科目に限って中学レベルを超えて勉強することは意味があります。


私の場合には数学が得意だったので、中学のうちに高校の数学の一部を勉強してしまいました。おかげで、高校入試問題で難しいと感じるものは非常に少なくなりました。また、高校入学後も数学に関しては楽でした。


高校入試で出題される順番に攻略していくという戦略だと、高校レベルの勉強をすることなど「論外」という気もしますが、得意科目に限ってはそうではありません。得意科目は、どんどん伸ばすことも考えましょう。



合格実績の高い塾が良いとは限らない


この時期、新たに塾に通い始める中学生は大勢います。新聞のチラシも3月~4月はすごい勢いで入ってきますね。それらのチラシで目を引くのは合格実績です。「○○高校50名合格!」などの最新実績や、合格者の写真付き感想などがあふれています。


そういったチラシを見ると、良さそうに思えたりするのですが....


実は、合格実績の高い塾が良いとは限らないのです。塾には相性があります。有名校合格者数の多い塾は、たしかに全体としては実績を出しているのですが、個々の生徒の成績が伸びるかどうかは別問題です。個々の生徒よりも全体の実績数を上げる事にフォーカスしている可能性が高いのです。その方が経営に寄与するからですね。


一方、中学生で正しい勉強のやり方が分かっている生徒は、せいぜい全体の1割だそうです。つまり、ほとんどの生徒は勉強のやり方がわかっていません。


そして、非常に重要な点ですが、ほとんどの塾では正しい勉強のやり方を教えてくれません。勉強は教えてくれますが、勉強のやり方は教えてくれないのです。


だから、勉強のやり方が分かっている一部の生徒は合格実績の高い塾で成績が伸びますが、それ以外の生徒は宿題などに忙殺される割に、成績が伸びないのです。


ちなみに、宿題をやっていれば成績が上がると思うのは、単なる幻想です。生徒それぞれに分からない事が異なり、その分からないところを分かるまで勉強して習熟しなければ、成績は上がりません。


勉強のやり方が分かっていない9割の生徒の場合には、まず最初に勉強法をしっかりマスターするか、もしくは、個別指導を徹底的に行なってくれる塾の方が良いでしょう。

中学3年生になる前に


今の中学2年生は、もうすぐ3年生になって、高校受験の準備を本格的に行なわなければならなくなります。そこで大事な事ですが、3年生の勉強が始まる前に、2年生までの基礎固めをしっかり行っておきましょう。


3年生の勉強が始まると、それをこなすだけでかなりの負担になるため、2年生までの復習を行いにくくなります。もしも、2年生までの内容でわからないまま済ませてしまったところが幾つもあるとしても、それらを勉強しなおす余裕がないまま3年生の勉強が進んでいってしまいます。


つまり、3月~4月上旬が復習しなおすチャンスなのです。


とはいえ、どうやって復習すれば良いのか、迷いますよね。理解できていないところが沢山あれば、復習しきれないように感じるかもしれません。


苦手科目を要領よく復習するためには、河原塾・中2速習シリーズのような短期集中型の映像教材を利用すると良いです。ただ視聴しているだけでも一定の学習効果があるため、挫折し難いのです。


繰り返しになりますが、復習のチャンスは今です。

試験直前対策は「攻め」か「守り」か


試験勉強には、「攻め」の勉強と「守り」の勉強があります。


「攻め」の勉強とは、今までにやっていない事を積極的に行なうことです。例えば、より詳しく勉強したり、少し高度な事まで調べたり、難しい問題にチャレンジしたりするのがこれに相当します。


「守り」の勉強はその逆で、今までに勉強してきた内容をしっかり復習し、なおかつ、確実に得点に結びつけるように対策を行うことです。ケアレスミス対策は、「守り」の勉強に入ります。


「攻め」も「守り」も大事ですが、いま自分はどちらに力を入れるべきかを適切に判断することが必要です。


既に合格圏に入っている場合は、「守り」を固めることで合格が確実となります。


合格圏の少し下にいて、思わぬ失点を防げば合格できそうなら、まず「守り」の勉強を行うべきです。


合格圏までに少し距離があって、試験直前という場合には、リスク覚悟のうえで「攻め」の勉強が必要です。そうしないと、合格の可能性が見えてこないからです。


このように、最適な試験直前対策は人それぞれです。自分に適した対策を考えてみましょう。

高校受験では裏技も利用せよ


高校の受験日が近づいてきたら、いわゆる「裏技」も利用する事を考えましょう。裏技とは、王道的な勉強法とは異なるやり方で点数アップを図るテクニック事です。勉強の本質とは異なる受験テクニックですね。


例えば数学の選択式問題で、それぞれの選択肢が「ありえるかどうか」を考えて正解を絞り込むテクニックは裏技といってよいでしょう。


正直いって、受験勉強の早い段階で裏技に頼ってしまうのはお勧めしません。裏技は即効性が高いものの、それで伸びる点数はそんなに大きくないからです。やはり、王道的な勉強で大きく成績を上げて、裏技でも少し上げるというのが理想です。


だから、まずは王道的な勉強法に集中しましょう。
そして、入試が近づいてきたら裏技も積極的に取り入れる。
そうしたアプローチがよいでしょう。


高校受験数学の裏技に関しては、次の教材が参考になります。


河原塾の「不合格にならない数学の裏技」


数学の短期成績アップが必要な受験生は利用するとよいでしょう。

高校受験で知っておきたい直前対策


高校受験は将来にも関わる大事なことです。志望校に合格し、充実した高校生活をおくるためにもできる限りのことをしておきたいですよね。そこで、高校受験で知っておきたい直前対策についてご紹介したいと思います。


まずは、高校受験の予想問題などをしっかりと繰り返しやっておきましょう。同じ教材を何度も勉強するのではなく、一つ教材を完璧に勉強したらまた違う教材を完璧に勉強するなどの直前対策をすると有効です。


本屋さんに行くとこういった高校受験用教材がたくさん売っているのでいくつか買って勉強するといいです。


このような教材は過去の入試問題が含まれていてとても参考になります。
直前だからといって諦める必要はありません。
まだまだ成績はよくなります。


睡眠不足になるほど勉強をしすぎるのではなく、しっかりと休息をとって勉強する方が有効的な直前対策です。直前に一夜漬けというのは寝不足により集中力がなくなるのでやめましょう。特に前日はしっかりと睡眠をとるように心がけましょう。

高校受験英語の重要ポイント


高校受験で苦戦しがちな英語ですが、特に長文問題は嫌という人が多いですよね。そこで長文を勉強するときのポイントをいくつかお話したいと思います。


最近の高校受験では年々問題本文が長くなっている傾向があります。


国語ですと本文を読まずに問題を解くのは難しいですよね。それに国語の場合は文章の構成がわからないとか、わからない言葉が出てくるなどということはほとんどありません。ところが英語の場合は途中で意味がわからなくなることもしばしばあります。


英語の長文をすべて読んでみてから問題を解くというのは理想ですが、高校受験の本番でそのようなやり方だと時間がかかってしまいます。


だからといって本文を読まないまま、問に該当しそうな文章の前後などから答えを推測するのは危険な賭けとなってしまいます。


なので本文で問題の番号が出てきた時点で解答し、また読み進める。そして本文が読み終わる時にはすべて解答できている、というやり方が一番危険がなく時間も短縮できるやり方だと思います。

同じ問題を何回も解く


受験勉強では、問題集を使っていますよね。基本問題集、実践レベルの問題集、難問集、過去問集、・・・いろいろありますが、いずれにしても問題を解く練習をしているはずです。


何の抵抗感もなくスンナリ正解できてしまった問題は別ですが、解けなかったり、どこかに引っかかった問題は複数回解くべきです。しかも、2~3回ではなく、必要に応じて5回とか10回解いてもよいかもしれません。あくまで学習効率次第です。


数学などは未体験の問題を解かなければ勉強にならないと思っている人がいますが、そんなことはありません。問題とその回答を覚えてしまうくらい何回もチャレンジしても効果はあります。


もちろん、単に答えを丸暗記しているだけでは駄目ですが、解く途中のプロセスを覚えてしまうのであれば、それは1つの解法のパターンをマスターしたことになり、立派な受験勉強です。


結局、数学と言えども解法のパターンを身につけるのが受験勉強の主要な作業なのです。ましてや、英語や社会などではそういう面が強いです。

数学の問題を解いた後で


数学の問題を解いて答えが出たら、その答えが“もっともらしい”のかどうかチェックする癖をつけましょう。


数学には、証明問題と、何らかの式や数値を求める問題があります。後者のタイプの問題では、答えが出ても安心してはいけません。考え違いや計算間違いで、おかしな答えになっている可能性があるからです。


おかしな答えは、ちょっとしたチェックで見つかる場合がけっこうあります。例えば、次のような点をチェックしてみるとよいでしょう。


(1) 数値の桁数や符号などがもっともらしいか?
(2) 文字式の場合、数値を代入して計算したらもっともらしいか?
(3) 文字式の場合、単位があっているか?
(4) 文字式の場合、問題の持つ対象性が反映されているか?


三角形の面積を表すはずの文字式に数値を代入して計算したら、値がマイナスになったとします。明らかにおかしいですよね。その文字式が間違っていると、直ぐにわかります。


大事なのは、こうしたチェックを試験の時にもササッと行なえるように、普段の勉強で練習しておく事です。


参考:
数学の苦手な中学生は「不合格にならない数学の裏技」を参考にするとよいですよ。


高校受験を突破出来る塾の選び方


高校受験対策の授業を受けたけれど、アフターケアはしてもらえるのかどうかは心配な点ですよね。


多くの塾は、その点を問い合わせると、「お任せ下さい、質問はいつでもお気軽にしてください。」と言われますが、具体的に授業後にどうフォローしていくのかが明確に説明されていない場合が意外と多いのです。


勉強が嫌いなタイプの生徒は、積極的に教師に質問しないため、ただ高校受験対策の授業を受けっぱなしになってしまう可能性が高いのです。


これではせっかく塾に通っていても効果が半減してしまいます。ですから、具体的にどんな風にフォローしていくのかを明示している塾を選ぶようにしてください。


例えば、高校受験対策の授業の理解が遅い生徒には、個別に別の曜日に指導すると教師側から連絡するシステムの塾だととても良いと思います。


また、補習をクリアしないと次のステップに進めないというシステムの塾だと、何度も同じ事を続けて学ぶうちに理解が深まり、結果が出るようになってくるでしょう。


授業の録音が出来て、勉強以外でも親身になって相談に乗ってもらえる、講師の先生が随時いていつでも質問出来る体制かなど、様々な授業以外の部分のサポート体制も確認しておいてくださいね。


これは、実際に通っている人に口コミで聞くと良いと思います。

理解できない場合の対処


勉強をしていると、理解できないことがあります。数学や理科といった論理の積み上げが重要な学科ではもちろんのこと、英語や歴史などでもそういうことがあります。


理解するとは、他の既知の知識と関係をつける事です。数学における公式の導出や定理の証明はその典型ですね。


つまり、理解できないとは、既知の知識との関係をつけることができない状態なのです。そして、もう少し細かく見ると、次の2つのケースがあります。


(A) 既知の知識との関係のつけ方がわからない
(B) そもそも、関係づけるべき知識をもっていない


(A)は、説明に論理的な飛躍がある場合などです。問題集の解答を読んでも理解できない場合には、説明の仕方が飛躍しすぎているのかもしれません。簡単な解説しか用意されていない問題集では、よくあることです。そういう事が場合には、問題集を変えた方がよいでしょう。


(B)は、予備知識が不足しているということです。必要な予備知識の学習(復習)を行なう事が先決です。例えば、文字式の計算ができない限り、方程式は解けませんね。そんときは、文字式の計算を先に完璧にするべきです。

知識の“常識化”を目指そう


記憶には色々なレベルの深さがあり、


「思い出そうとすれば、とりあえず何とか思い出せる」・・・①


というレベルと、


「常識として、必要な時に無意識で使うことができる」・・・②


というレベルでは、天と地ほどの差があります。①では応用問題を解くのは難しいでしょうが、②では応用問題を解けるレベルにあります。


また、英会話においても、英単語や英文の記憶が①のレベルでは会話にならないです。②のレベルにする必要があります。


②のレベルにするには、復習を繰り返すことです。特に、覚えた事をアウトプットするトレーニングを繰り返すことは重要です。受験勉強なら、問題を解いたり人に教えたりすること、英会話であれば、実際にしゃべることです。


アウトプットによる復習を繰り返して、知識の“常識化”を目指しましょう。